しらこばと水上公園

2019.05.24出かける

「しらこばと水上公園」は、越谷市とさいたま市岩槻区にまたがって広がる21ヘクタールを超える広々とした県営の公園。名前は、県民の鳥「シラコバト」にちなんで付けられている。

水上公園と名乗る通り、メインはプール施設。ぐるりと一周水が流れる「流水プール」や広々と自由に遊べる「変形プール」、海岸のように波が漂う「さざなみプール」、ミニスライダーのある浅い「幼児用プール」など、どれもゆったりとした広さだ。もちろん、豪快に滑れる「スライダープール」もある。また、飛び込みもできる水深2mの「もぐりプール」は、外から中の様子がうかがえるようにガラス張りの工夫もされていてユニークなつくり。そのほかにも、キノコ型の噴水や水遊びができる川、ジェットプールなど、楽しい仕掛けが盛りだくさんだ。

プールの開園期間は7月中旬~8月末と短いが、11月から5月上旬まではプールフィッシングが可能となる。プールにニジマスが放流され、エサ釣りやルアー・フライの釣りができる。季節の初めには、初心者のための釣り教室も開催されるので、気軽に釣りを始めたい方にも最適。

9月上旬~5月末までは、プール施設の脇の一部がバーベキュー場として開放される(一部の期間は土日、もしくは土日祝日のみ)。炉のある区画が16区画、炉のない広場が10区画用意され、炉のある区画ではテーブルや椅子も用意されている。また同期間には、その他のアミューズメント施設も利用可能。レンタル自転車でサイクリングをしたり、ミニチュアゴルフや卓球なども楽しめる。さらにプール期間を除いては、ホワイトビーチもオープン。オーストラリアの白い砂浜のうえで、リゾート気分で砂遊びやビーチスポーツが可能だ。

プールの南側には2015(平成27)年の夏、3~6歳対象の「にぎわいの水辺」と、6~12歳対象の「コバトンの森」という遊具施設が完成した。とても大きな複合遊具で、あちらこちらへと移りながら元気に遊び回ることができる。また、夏のプール期間中は臨時駐車場になるが、広い芝生広場も整備され、ますます充実した公園となっている。

 

駐車場も多く確保されているが人気の公園となるため公共交通機関がおすすめ。「岩槻」駅や「越谷」駅西口から路線バスが運行するほか、夏季プール期間中は、「北越谷」駅、「浦和美園」駅からも直通バスが運行される。

美園人編集部
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