【浦和8番目の駅】通勤電車で思うこと

2022.04.22暮らす

こんにちは。美園人サポーターの小谷です。

あっという間に桜も咲き誇り、新緑の眩しい季節になってきました。

今年は雨が多かったり、寒さがぶり返したと思ったら突然真夏の暑さになったりなど、気温の変化も激しいので、体調管理にはくれぐれも気をつけて行きたいですね。

さて、私は訳あって今年から朝は通勤電車に乗って都内出ることが多くなりました。

駅でのこのお出迎えに何度励まされたことか!朝と夜ではまた雰囲気変わりますが、戻って来るとホッとします。

夜は9時すぎになってしまうことも多いのですが、そんな中でも電車には沢山の人がいて浦和美園駅で降りていきます。

私が引っ越した当時、2008年は浦和美園駅まで乗っている人が車両に自分1人しかいない、とかもザラだったので、ここ10数年の間に劇的に人口が増えたのだなあと実感する毎日です。

そんな朝の通勤電車。少し残念な光景を目にしました。

浦和美園駅は始発駅ですので、大抵の場合座れるのですが(これが通勤電車利用者にとってかなりの魅力であることは重々承知)、その日は私は訳あって最初からから立っていました。

すると、二つ先の戸塚安行駅から、ひとりのお爺さんが乗ってきました。白髪で足取りもゆっくり。ヨロヨロしていて観るからに高齢者。

こんな時、私は座っていたら、迷わず立って席を譲るのですが、その日立ちまたま立ってたので何もできず。

けど目の前でお爺さんが手すりに捕まっているから、誰か立って席譲るだろうと思ってましたが、みな携帯を触るのに夢中で立たないのです。

そうこうするうち、お爺さんは諦めて、私の後ろにやっえきました。私は先頭車両の1番前に立ってましたので。せめて手すりを捕まれるようにと場所を譲りました。

思わず「どちらまで行かれるのですか?」と聞いたら本駒込みでと。20分以上はあります。結構長いです。誰か譲ってと周りみても全く反応なし。

そうこうしてるうちに、どんどん混んで来ました。先頭車両は乗り換えの関係で、特に人多いんですよね。

結局、そのおお爺さんは最後まで立って本駒込で降りて行かれましたが、なんか「こんなことでいいのか?」と考えてしまいました。

つい先日、ニュースで駅で口論となった人が相手を線路に突き飛ばした、とかいう話、聞きましたけど、春は新しい生活がスタートしたり、なにかと落ち着かないので、気持ちに余裕のない人も多いと思います。

そして沿線によって、やはり雰囲気って変わってきます。

私はこれまで半世紀生きてきて(笑)首都圏のいろんな電車乗って、通勤ラッシュも経験してますが、埼玉高速鉄道から南北線は、落ち着いてとてもいい雰囲気です。

急行電車とかもないので、来た電車に素直に乗れることや、車両が新しく揺れも少なかったり、学校なども多い沿線で雰囲気よい。

けれど、だからこそ、席の譲り合いみたいなもの、もっと意識して行けたらなあと思ってます。

私は今中国語を勉強中なのですが、日本人のある先生がこんなことを言ってました、

「中国に行って何に驚いたかといえば、みんな電車では我先にと席取りするのに、ひとりお爺さんがヨロヨロと入ってきたら、今度は我先にとみんな席を立って譲ろうとするんです、あんなに必死に席取ったのにと不思議でした」

それに対して中国出身の女性は「一生懸命なんですよ、席を取るのも、年寄りは大切にしなきゃ、と思っていふので譲るのも一生懸命なんです」とのことでした。

たまに別の沿線に乗って若い学生がみんな席に座らず立っていたり、お年寄りや身体の不自由な人に席を譲るのが当たり前という雰囲気の電車に乗ると「ここはいい地域だな」と思ったりします。

埼玉高速鉄道も、浦和美園も、そんな雰囲気にしていきたいなぁ。「美園人って、席取りも一生懸命だけど、席譲るのも一生懸命だよね」とか、どうですか?

なにより!通勤電車、立ってるだけでかなり運動になります!

通勤はスポーツだ! で乗り切っていきましょう!

小谷祐子
小谷祐子
私が紹介しました!
美園に新しく引っ越されたご家族や子どもたちのために何かできたらと思い、応募しました。『 美園人』を通して、私自身ももっとこのまちにかかわっていけたらと思います。
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