赤い鳥居と長い参道「大門神社」
「大門神社」は、旧大門村・下野田村の鎮守として親しまれてきた神社。「イオンモール浦和美園」から徒歩約10分のところにあります。
『風土記稿』大門宿の項に「十二所権現社 村の鎮守なり」とあるように、かつては十二所権現社といいました。しかし、明治40年6月14日に地内の計10社を合祀したことにより改称し、今の「大門神社」となりました。
江戸時代は日光御成街道の宿場町だった大門宿があり、将軍家の行列を迎えるとともに参拝客でにぎわったといいます。赤い鳥居と長い参道がトレードマーク。江戸時代中期~後期の建立と言われる本殿周りの、玄武や鶴などの彫刻も見ごたえがあります。
主祭神に「天神七代之大神」と「地神五代之大神」を祀り、境内には愛宕神社、御嶽社、浅間社、天神社、稲荷社などの摂社があります。