【イベントレポート】となりのフロントランナー/見沼田んぼの起業家編(水曜日の雑談カイギ#25)
隔月第3or第4水曜日の晩開催を基本パターンに、UDCMiにてその時々の“雑談テーマ”をもとに美園を語る交流会=【水曜日の雑談カイギ】。
今回#25の雑談テーマは「となりのフロントランナー/見沼田んぼの起業家編」。
首都圏近郊における貴重かつ広大な緑地資源である「見沼田んぼ」に近接する美園地区ですが、普段の生活の中で「農」に触れる機会は意外と多くありません。
今回の雑談カイギでは、昨年4月に見沼田んぼ内にオープンしたとうがらし専門農園「十色とうがらしファーム」を運営し、作物の生産や農体験イベント事業を展開する農業法人「合同会社十色」から、代表のサカール祥子氏、釘宮葵氏をお招きし、ざっくばらんな意見交換をいたしました。
会の前半では、「見沼田んぼのこの環境を守りたい」との思いなどから、農家出身ではない十色の皆さんが農起業に至った経緯をはじめ、農業体験と農産物生産の2つの事業に込めた思いやこだわり、現状課題や今後の展望などを「畑はエンターティンメント!」と題しご紹介いただきました。
また、後半では、前半の紹介内容も踏まえつつ、
・見沼田んぼの農業の課題と実際
・地域の農業体験ニーズに応えるプラットフォームの必要性
・有効な情報発信手段と発信の工夫
・地場産品と地域産業のコラボレーションによるブランディングの可能性
などについて、採りたての珍しいとうがらしも見せていただきながら、ざっくばらんに意見交換を行いました。
「正直、賄えてる?」といった切り込んだ質問から、
「農業体験と一言で言っても、無料と有料の仕組みの違いなど知らないことがたくさんあった」
「農業に興味はあるけど、農業体験などの情報はどこで入手すればよいかわからない、といった声は実際よくきく」
「続けていくためにきちんと利益も上げていく、という考え方に触発された」
「十色さんのとうがらしの入ったカレーなどが、地元の飲食店で食べられるようになると嬉しい」
などなど、たくさんのお声を頂戴した今回の【水曜日の雑談カイギ】。
次回は第26回目10月19日(水)19:00~の開催を予定しています。
詳細はまた後日ご案内いたしますので、楽しみにお待ちください!!