子育てや赤ちゃんとの触れ合いの悩みや不安を解消したい~「育児に対する自信やゆとりを得られる」場を提供!保育士主宰サークルを取材しました
美園コミュニティセンターで活動中!
親子サークル「サークルKIKI」密着インタビュー
埼玉高速鉄道埼玉スタジアム「浦和美園駅」東口から徒歩1分にある、美園コミュニティセンター。地域活動の拠点として様ざまな講座やワークショップ、交流イベントなどが開催されていますが、こちらで今春よりベビーマッサージ教室を開講しているのが、保育士が主宰する親子サークル「サークルKIKI」です。保育士や幼稚園教諭に加え、多彩な資格を持つ皆さんが生き生きと活動しています。
今回は、このエネルギー溢れる「サークルKIKI」の皆さんに突撃インタビューを敢行! ベビーシッター事業を展開する「ナーサリールームKIKI」代表で、サークルを主宰する白川里吏子(しらかわりりこ)さんに、親子を対象としたサークル設立のきっかけや、活動に込めた想いなどをお聞きするとともに、「サークルKIKI」が主催するベビーマッサージ教室にて講師を務めていらっしゃる先生方にお話しを伺いました。
―「ナーサリー」とは、保育所や託児所と言った意味ですよね。ベビーシッター事業を展開されているとのことですが、まずは「ナーサリールームKIKI」設立の経緯を教えてください。
自身の子どもたちが中高生となり時間に余裕が出てきたとき、ふと「自分にできることは何かな…」と考えたことがきっかけです。「保育」に携わり約10年。自分で立ち上げることができるのはベビーシッター業だ!と思い立ち、その日のうちに開業届を出しに行きました。
ベビーシッターとして働き始めると、やはり保育園で働いていた経験がとても活かされ、自信を持って働くことができました。特に、安全管理面では保育園の経験がとても役立っています。保育園同様、常に怪我のないように自然と配慮する癖が付いているように思います。
―行動的ですね!「幼保無償化」でも話題のベビーシッター事業ですが、ベビーシッターとして、どのようなことを大切にしていますか。
ベビーシッターとしては、とにかくお子さまに楽しい時間を過ごして欲しいという思いで、保育にあたっています。基本的なことかも知れませんが、明るく、そして一緒に楽しく遊ぶことが大切だと思っています。依頼してくださったご家族のママやパパは、保育園で働いていた頃とはまた違った感謝の言葉を伝えてくださいます。
―「サークルKIKI」はどのようにして誕生したのでしょうか。
「ナーサリールームKIKI」を設立後、すぐに保育士仲間に連絡をしました。今はみんな違う職場で働いていますが、以前、同じ保育園で働いていた5人の仲間です。
実は「ナーサリールームKIKI」設立前から、5人でTikTokとyoutubeチャネルを開設しており、たびたび集まって活動していました。その流れの中で、ベビーマッサージ講師の資格のある先生をお誘いしたり、私たちはあんな事もこんな事もできるね!などのアイデアをもらったりと、とても盛り上がったのと同時に、みんなを巻き込んでいきました(笑)。
その後、ベビーシッター事業との部署分けとして、保育士仲間がそれぞれの資格を活かした活動を行える「サークルKIKI」を設立しました。メンバーは本当に色々な資格や特技を持っており、自分たちで言うのも何ですが、最高の保育士軍団と言えるでしょう。
職場がバラバラになってしまった私たちですが、また一つの場で活動することができ、とても嬉しく思います。ただ、みんなをどんどん忙しくしてしまっているので少し申し訳ないな〜と思っています…。
―「保育士軍団」!!なんだかとても力強いです。美園での活動を始めたきっかけを教えてください。
もともとベビーマッサージ教室をやりたいねという話は出ていたものの、会場は決まっていなかった頃のある日。youtubeの撮影で浦和美園駅のストリートピアノを使用するために訪れたところ、美園在住のメンバーが、美園コミュニティセンターについて教えてくれました。「そこでやろう!」とその日のうちにみんなで下見に行き、予約を済ませました。美園コミュニティセンターでは、様ざまなワークショップなどが開催されているようなので、私たちがベビーマッサージ教室をスタートするにはぴったりの場所だと感じました。
また、講師のまどか先生は、今までも児童館(児童センター)や保育園でのベビーマッサージやアロマオイルを使ったワークショップ開催の経験が豊富でしたので、開催することに当たって不安もなく、とてもスムーズでした。
子育て世代が多い美園で活動することで、例えば子育てや赤ちゃんとの触れ合いに悩みや不安があるような場合に、「サークルKIKI」の活動に参加することでその悩みや不安が消える、減少するということを、一人でも多くの方に感じてもらえたらと思います。私たちは全員保育士ということで、ぜひ安心して参加していただければと思っています。
また、「サークルKIKI」を通して私たちのことをもっと知ってもらいたいという思いもあります。ベビーシッターサービスを利用していただき、ママやパパの一人時間を充実させたり、夫婦の時間を過ごしていただいたり、私たちのyoutubeを見て保育園のお歌や「保育園あるある」などで楽しんでもらえたら嬉しいです♪
―またまた行動的!しかも「美園ふれあいピアノ」がつないだご縁だったのですね。ぜひお教室に参加してみたい、という方にメッセージをお願いします。
お家でママと赤ちゃんで過ごす二人の時間は、幸せな時間と同時に孤独感や不安もあるかと思います。そんな時、保育のプロ、また子育て経験者でもある私たちに何でも気軽に話してもらえたら、と思います。また、赤ちゃんのみならずママたちの友だち作りの場や、情報交換の場としてもどんどん活用していただけたら嬉しいです。
―講座で教えてもらえるベビーマッサージには、どんな効果があるのでしょうか。
ベビーマッサージは、ママやパパが赤ちゃんとふれあい、命の尊さを実感することができる「心のコミュニケーション」です。愛情のこもった温かい手で触れられて育った子どもは、情緒豊かで心身共に安定して成長すると言われています。
さらに、ベビーマッサージには赤ちゃんが健やかに育つという効果があるだけではなく、ママやパパも育児において様ざまな気づきを得られるという効果も持ち合わせています。赤ちゃんに寄り添い、我が子の気持ちを感じ取ることで、信頼や絆を育むことができ、その結果、育児に対する自信とゆとりを得られることも目的なのです。赤ちゃん、そしてママやパパにも良い効果があるのです。
―講師の先生方に伺います。講座の中ではどのようなことを重視していますか。
まどか先生:
赤ちゃんとママのスキンシップの大切さです。肌が触れ合う事で免疫力が付くと考えています。
(プロフィール)三男の出産を機にチャイルドボディインストラクターの資格を取得。その後本格的に解剖学、心理学、生理学、栄養学などを学び、アロマボディセラピストの資格を取得。現在は保育の仕事をしながら、アロマトリートメント完全プライベートサロンのオーナーとしても活躍中。
あゆみ先生:
可愛い赤ちゃんの肌に触れることでスキンシップが深められ、赤ちゃんの発達を促す事ができるよう、ママと赤ちゃんのお力になれる事を重視しています。
(プロフィール)自分の進路に迷ったとき、お世話になった恩師の保育士に勧められて同じ保育士に。ベビーセラピストの資格も保有。得意分野は0歳児保育。
―講師の先生方に加え、保育士のみなさんが常駐しフォローしてくれる頼もしい環境。会場全体を包み込むような優しさを感じます。今後の活動について教えてください。
美園コミュニティセンターでのベビーマッサージ教室は全5回となっておりますので、その後ベビーヨガレッチ教室に移行できるよう、今後並行してベビーヨガレッチ教室もスタートする予定です。「サークルKIKI」としては、都内での活動もスタート予定なので、今後大きく展開していけたらと考えています。
美園は都心からの交通の便も良く、大型ショッピングモールや埼スタの広場など、大人も子どもも楽しめるとても魅力的な町だと感じます。小さいお子さまのいるご家族も多く、これから益々賑やかになっていくイメージです。美園の温かい人たちに感謝でいっぱいです。
取材中も笑顔にあふれ、カメラを前に思わず笑いをこらえる場面も。「楽しい!」が詰まった「サークルKIKI」の今後の活動に、ぜひご注目ください。
■「ナーサリールームKIKI」&「サークルKIKI」
詳しくはこちらから⇩
公式サイト:https://nurseryroomkiki.crayonsite.net/
Instagram:https://www.instagram.com/nurseryroomkiki/
Line:https://lin.ee/2WiYZKr
youtube【ききちゃんねる】:https://www.youtube.com/@Ririko-uk6zr
▼運動会の準備体操にもおススメ!保育士が踊る♪乳児から幼児まで可愛く踊れる【どうぶつたいそう1・2・3】動画はコチラ♪
■インタビュー:2023年4月22日実施
●「サークルKIKI」関連記事はこちら
・赤ちゃんぐっすり♪5/20保育士主催の親子サークルでベビーマッサージ教室開催!
・保育士主催サークルでベビーマッサージを学ぼう!子育て世代に人気の美園でふれあい体験
「サークルKIKI」主宰 白川里吏子(「ナーサリールームKIKI」代表)
新卒で神奈川県横浜市の私立幼稚園に就職。
幼稚園退職後、結婚し二人の男の子のママに。
東京都内の保育園で仕事復帰し、主任保育士となる。
いくつかの保育園での勤務を経て、インターナショナルプリスクールに転職。
外国籍の先生とペアを組み、働きながら英語を学んだり、英語の歌やダンスを子どもたちと共に楽しんでいます。