【イベントレポート】となりのフロントランナー/見沼田んぼの起業家編(水曜日の雑談カイギ#25)

2022.08.29みそのnews暮らす

隔月第3or第4水曜日の晩開催を基本パターンに、UDCMiにてその時々の“雑談テーマ”をもとに美園を語る交流会=【水曜日の雑談カイギ】。

今回#25の雑談テーマは「となりのフロントランナー/見沼田んぼの起業家編」

首都圏近郊における貴重かつ広大な緑地資源である「見沼田んぼ」に近接する美園地区ですが、普段の生活の中で「農」に触れる機会は意外と多くありません。

今回の雑談カイギでは、昨年4月に見沼田んぼ内にオープンしたとうがらし専門農園「十色とうがらしファーム」を運営し、作物の生産や農体験イベント事業を展開する農業法人「合同会社十色」から、代表のサカール祥子氏、釘宮葵氏をお招きし、ざっくばらんな意見交換をいたしました。

会の前半では、「見沼田んぼのこの環境を守りたい」との思いなどから、農家出身ではない十色の皆さんが農起業に至った経緯をはじめ、農業体験と農産物生産の2つの事業に込めた思いやこだわり、現状課題や今後の展望などを「畑はエンターティンメント!」と題しご紹介いただきました。

また、後半では、前半の紹介内容も踏まえつつ、
・見沼田んぼの農業の課題と実際
・地域の農業体験ニーズに応えるプラットフォームの必要性
・有効な情報発信手段と発信の工夫
・地場産品と地域産業のコラボレーションによるブランディングの可能性
などについて、採りたての珍しいとうがらしも見せていただきながら、ざっくばらんに意見交換を行いました。

「正直、賄えてる?」といった切り込んだ質問から、

「農業体験と一言で言っても、無料と有料の仕組みの違いなど知らないことがたくさんあった」
「農業に興味はあるけど、農業体験などの情報はどこで入手すればよいかわからない、といった声は実際よくきく」
「続けていくためにきちんと利益も上げていく、という考え方に触発された」
「十色さんのとうがらしの入ったカレーなどが、地元の飲食店で食べられるようになると嬉しい」

などなど、たくさんのお声を頂戴した今回の【水曜日の雑談カイギ】。

次回は第26回目10月19日(水)19:00~の開催を予定しています。
詳細はまた後日ご案内いたしますので、楽しみにお待ちください!!

UDCMi
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「アーバンデザインセンターみその(略称:UDCMi)」は、さいたま市美園地区にて、これからの美園をかたちづくり、「公民+学」が連携し地域課題解決に取り組むまちづくり拠点施設として、2015年10月に浦和美園駅西口に開設されました。 UDCMiは、まちづくりを推進する美園タウンマネジメント協会の取組みの一環として開設・運営されており、その運営事務局を「一般社団法人美園タウンマネジメント」が担っています。
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