2019年4月開校!地域資源を活かした授業に取り組む「さいたま市立美園北小学校」校長先生インタビュー

2020.03.30インタビュー育む

さいたま市立美園北小学校

2019年4月、「みそのウイングシティ」の一角に、このエリアで2校目となる小学校が開校しました。新設の「さいたま市立美園北小学校」は、先に開校していた「さいたま市立美園小学校」や周辺の小学校に通っていた児童ら600名ほどの規模でスタート。今回、校長 石川顕一先生を訪ね、小学校の特徴を伺いました。

さいたま市立美園小学校
広々とした新しい校舎。太陽光パネルや発電設備、雨水を利用する設備がある他、ユニバーサルデザインも取り入れられている。

Q 学校目標、教育目標について教えてください。

本校のキーワードは「笑顔」です。大人に対しては「笑顔あふれ、瞳かがやく子どもの育成」、子どもたちに対しては「あふれる笑顔、かがやく瞳」を合言葉にしています。この言葉は、子どもたちが将来自立をして、社会人として笑顔で生活できるように、そして生涯にわたって幸せな人生を送れるように、必要な力をしっかり小学校で身に付けてもらいたい、という想いが込められています。

さいたま市立美園小学校
教室や廊下には木材がたくさん使われており、落ち着いた雰囲気。教室と廊下がスライド式のガラス戸で仕切られているので、廊下から教室の中がよく見えるのも特徴の一つ。

Q 教育活動に関して、特に力を入れていきたいことはありますか。

教育課程の色付けに関しては、美園地区ならではの地域資源を活かした授業を重視したいと思っています。具体的には「埼玉スタジアム2002」と「埼玉高速鉄道(SR)」の2つ。埼スタについては、本校が“埼スタに一番近い小学校”となりますので、例えば、埼スタの前の公園で自然に触れてみたり、見学に行ったりなどつながっていきたいです。「埼玉高速鉄道(SR)」については、学区内に本社があるので、子どもたちが駅員さんなどに直接話を聞く機会も持ちやすいですね。

さいたま市立美園小学校
音楽室には和楽器が多く用意されており、授業で学べる。
さいたま市立美園小学校
運動場も十分な広さ。のびのびと過ごせる環境が整っている。

校長 石川顕一先生

さいたま市立美園北小学校
所在地:埼玉県さいたま市緑区美園2-12-11
電話番号:048-812-2277

美園人編集部
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