「みそのいち」で出会った、とっておき。

2017.03.24買う食べる

「美園」とその周辺は、豊かな土壌と人びとの創意工夫により、古くからコメ、植木、蔬菜の一大生産地でした。その恵みを今に伝えるとともに、生産者と消費者をつなぐ試みとして昨年5月にスタートした、地域密着型マルシェ「みそのいち」。回を重ねるごとに『毎月最終金曜日は、「みそのいち」の日』が定着してきました。

地元農家の皆さんに会って、愛情が込められた野菜や果物、枝物などを直接購入できることが「みそのいち」最大の醍醐味。おいしい食べ方、おすすめの献立、野菜づくりの裏話など、コミュニケーションをとりながら買い物を楽しむことができます。今回は5つの農家が出店。みなさんにおすすめの逸品を紹介していただきました。

1 保巳農園さんは、イタリアン、フレンチに合う野菜を専門とする農家さん。西洋菜花の取り扱いが豊富です。今回ご紹介いただいたイタリアンチコリは目にも鮮やか。「食材そのものに華があるので、食卓にあがるだけで話題となれば。」

2 いつも「みそのいち」には季節の果物を出品しているKMフルーツジャパンの守屋さん。今回は果物のオフシーズンということで、親御さんがつくった「田舎味噌」をすすめてくださいました。「見沼田圃」のコシヒカリも使っています。

3 岩槻区の、えとわぁるさんからは、季節の和菓子「さくら餅」をご紹介いただきました。その他にもできたての草餅、お団子などが並びます。「お団子は何も混ぜものがありません。その日のうちに味わってください。歯ごたえが全然ちがいますよ。」

4 「美園」の農園で、苗木から自家生産したブルーベリーを使った、無添加ジャム。摘みたての爽やかさと濃厚な風味を楽しむことができます。お客様の要望にこたえ、野菜もつくっているとのこと。当日は、季節の葉物・根菜・果物も並んでいました。

5 枝物農家の堀口さん。「みそのいち」では季節にあわせ、蝋梅、銀香梅、珍しいものでは“キウイのつる” もご紹介されたとのこと。「部屋に枝物があるだけで、ぐっとお洒落になりますよ。大宮台地の縁にある川口や安行は、昔から枝物が盛んなんです。」

6 会場にやってきたのは、埼玉高速鉄道のマスコットキャラクターである「たまさぶろう」。登場するやいなや、握手や写真撮影を求めて、多くの人が集まる人気者です。各店舗をまわりながら「みそのいち」をぞんぶんに盛り上げてくれました。

 

第10回「みそのいち」
開催日:2017年2月24日(毎月最終金曜日開催)
時間:15:00~19:00
会場:埼玉高速鉄道「浦和美園駅」改札口前
主催:(一社)美園タウンマネジメント
協力:埼玉高速鉄道(株)
後援:さいたま市

美園人編集部
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