「キャプテン翼」ステンドグラス除幕式を支える人びと
公益財団法人日本交通文化協会が、埼玉高速鉄道の協力のもと、一般財団法人日本宝くじ協会の「社会貢献広報事業」の助成を受けて、企画・制作・設置するパブリックアート「キャプテン翼~世界に翔け~」。サッカーのまち美園の玄関口である浦和美園」駅の改札前に幅約20mの巨大ステンドグラスが設置され、2018年3月11日に除幕式を迎えました。当日は原画・監修を務めた高橋陽一先生もご出席されるなか、地元高校のサッカー部員や幼稚園のお子さんも参加。運営スタッフとして地域ボランティアも活躍した美園ならではのあたたかいイベントとなりました。
「埼スタ」のある美園に鉄道会社ができること
徐々に「サッカーのまち」として知られるようになってきた美園。住民にも来街者にも親しまれる「まちのシンボル」づくりとして、「キャプテ ン翼」のパブリックアートは企画されました。本プロジェクトを中心となって推進したのは、都心と美園を一本の線でつなぐ鉄道会社である埼玉高速鉄道。そこには美園のことを知ってもらい美園に向かう人の流れを作り出したいという想いが込められています。「オリンピック開催を控え、国内外で愛されている作品でみなさんをお迎えできることを嬉しく思います」とプロジェクトに携わった埼玉高速鉄道の担当、大川さんはおっしゃいました。
美園をつなぐ地域ボランティアと一緒につくる除幕式
除幕式では美園のまちに住まう地域ボランティアがイベント運営を支え、式典の主催者である埼玉高速鉄道と地域の人びとをつなぐ重要な「橋渡し役」として活躍する姿が見られました。 美園では、地域のボランティア活動などを活性化させていく仕掛けとして「ちょ いサポみその」プロジェクトが始動しています。その一環として、今年からまず「UDCMiメールニュース」を介しての募集情報発信がスタートしました。今後も美園の人びとが「まちを育む」活動がより一層高まることが期待されます。
※ちょいサポみその… 美園におけるまちづくり活動の活性化に向けて、地域活動や交流イベント等の運営者と、地域の取り組みに参加したい住民等とを結びつけるプロジェクトです。