「美園人」の仕掛人

2017.03.24インタビュー暮らす

「美園」からはじまる、そして市内全域へ

私たちが取り組んでいる“誰もが住みたい、住み続けたいと思うまち”の実現には、これまでにない“安心・安全・快適・便利” なライフスタイルの提供と魅力ある都市空間が必要となります。難しい課題ではありますが、総合生活支援サービス構築を担う「美園タウンマネジメント協会」と、良好なまち並み形成を担う「みその都市デザイン協議会」が協力しあうことで、ソフト・ハード面共に実現可能になると考えています。

少し窮屈になりがちな省エネといった環境・エネルギー分野への取り組みも、気がついたらエコな生活をしていたという感覚で参加できる仕組みを整え、次世代を担う子どもたちにサステナブルなまちを残す使命を果たしていきたいです。

多様化、高度化している住民ニーズにも対応できる柔軟さをもって、この取り組みをまずは「美園」で実現し、市内全域へ展開していくことを目指しています。

さいたま市 環境未来都市推進課
有山 信之(写真右)

「美園」に相応しい仕掛けで“民”のパワーを引き出していく

新市街地づくりが進む「美園」のまちづくり情報発信・活動連携の拠点として、2015(平成27)年10月に「アーバンデザインセンターみその(以下UDCMi)」はオープンしました。

公共・公益サービスを担う“公” と、まちの活力向上を担う市民・企業などの“民” に、新たな知見・技術を提供する大学等の“学” を加えた“公民+学”。この3つをつなぐ、つまり「美園」に関わる人や組織の活力・アイデアを引き出し、まちの未来に向けてチャレンジする連携・コラボを促進させることがUDCMiの基本理念です。様々なプロジェクトがUDCMiを起点に構想され、仕掛けられはじめています。産直イベント「みそのいち」や、健康増進プロジェクト、自転車等のシェアリング事業など、企画検討を経て実践段階に移行したものも徐々に増えてきました。「美園」は広域交通アクセスに優れているだけでなく、見沼田圃・綾瀬川などの水・みどり資源やアジア屈指のサッカー専用競技場「埼スタ」もあります。こうした魅力を活かしつつ、住民にとって誇れるまちづくりを加速させていければと思います。

アーバンデザインセンターみその(UDCMi)
副センター長 岡本 祐輝(写真左)

美園人編集部
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